あげまきブログ

面倒くさい人が面倒くさいことを言いながらものを選ぶとどうなるのかを観測するブログ

私が楽天を避ける理由(アンチ楽天による楽天のネガキャンページ)

1、問い合わせがゴミ

 言わずと知れた、楽天の悪名をとどろかせる最大の要因です。フリーダイヤルにするか、すぐつながるようにするか、メール対応可のどれかにはしてほしいものです。舐めてるんでしょうか。本当につながりません。繋がらないだけならまだいいんですが、待ち時間にも電話料金が取られるようです。社内言語が英語だそうで、国際社会とのコミュニケーションも大事ですが、それより先に客とのコミュニケーションくらいは取れるようにしてほしいものです。正直これが理由のほぼ全てです。楽天信者は問い合わせなんてせず自分で調べたらよいと言いますが、問い合わせるしかないときがあるから困るのです。一か月で1000円得になっても、2か月ごとに、30分待たされる電話を使っていたら電話代でお金はチャラ、ストレス分でマイナスです。

 因みに筆者はこの前楽天カードの申し込みでトラブルがあり、連絡したいのですが「連絡しろ」というメールが来るばかりで電話は何度かけても繋がりません。一番つながりやすいという時間帯を狙ってかけてるはずなんですが。二度と付き合わないことにしました。

2、UIがクソ

 楽天市場は本当に使いにくいです。基本的にはアマゾンとヨドバシの愛用者なのですが、その二つに比べて全てがクソです。アマゾンに比べて商品検索がしにくく、ページも読みにくい。送料もかかります。もともとネットショッピングの説明欄には要らない情報ばかりが書かれているものですが、楽天は異常です。メールの配信設定一つとっても品性というものが感じられません。

3、社長がクズ

 顔といい評判といい共通テストへの口出しといい、何一つ好きになれません。ザ成金という感じで嫌です。

4、信頼性が皆無

 楽天の信頼性の低さたるや、友達に貸した金が返ってくる確率くらいの低さです。会社と取引する感覚ではありません。何か問題が起きた時、その対応がことごとく舐めています。

5、楽天カードのポイントアップが得じゃない

 楽天のサービスを使うと楽天市場での還元率が上がるサービスがありますが、全体的に楽天サービスは最安価ではありません。送料も無料になりませんし、お得感だけで実際あまり得ではないと思います。必死にポイ活しても実際得になっていないという残念な結果に終わるだけではないでしょうか。

 

結論

 楽天経済圏という言葉があるくらい得なサービスなのですが、問い合わせがつながらないというのは致命的です。特に楽天銀行楽天証券はいくら得とはいえ使う気になれません。生活の骨子を預けるにはあまりに信用がないからです。

 正直、あのお得感で問い合わせが機能していれば間違いなく楽天ユーザーだったと思います。いざという時に繋がらない絶望感とお得感、どちらが大事かを考えてお選びください。

車にこだわりがない人のための車の選び方

 

 田舎へ転勤になったけど車には興味なくて、なにか基準があればいいな、みたいな人のための選び方講座を開講していきます。私自身車好きではないので参考になればと思います。

 はじめに

 はじめに断っておきますが、興味もない車を買うというのに新車が良いとか言える金持ちは対象としておりません。

 具体的条件

販売台数と販売終了年

 人気車種だから安心とかそういうことではなく、部品交換の話です。部品交換は交換頻度と部品の価格で決まります。交換頻度を考えると日本車一択になります(暴論)。また、部品の価格及び入手の難度は流通量で決まります。年式はある程度妥協できますが販売終了して時間がたっていたり、販売台数が少なかった車は金銭的リスクを伴います。最悪の場合交換部品が手に入らず廃車ということも考えられますので不人気車は慎重に選びましょう。

料率クラス

 また、保険料も見逃せません。車は他の条件が同じでも車種によって保険料にかなりの差があります。その基準になるのが料率クラスです。どうせ興味がないなら保険料が安い車種を選んだ方が得です。公開されている料率クラスはここで調べられます。

www.giroj.or.jp

実際の保険会社の使っている料率クラスとは違う可能性もあると明記されていますが、参考にはなるはずです。

本体価格、燃費

 本体価格は言わずもがなです。中古市場を漁る場合、白、黒、グレーなどを避けると価格が下がる傾向にあります。そういった小手先のテクニックなどを用いて安く買うのが良いでしょう。なお、車そのもののはずれを引かない方法などは

https://www.youtube.com/watch?v=g1wRKhaNpvc

等で勉強すると良いでしょう。そこの辺りは私も詳しくないので専門家にお任せします。

 燃費は高ければ高い方が良いものですが、エンジン出力が心もとなかったりすると高速道路でストレスになりますし、ハイブリッドを選んだ分本体価格が高かったりすると何の意味もないので、その辺は使用法と相談です。私は車の条件に「ハイブリッド車でないこと」を二番目くらいに挙げてます。なお、一番目は「軽自動車でないこと」です。

航続距離

 これ、車の選び方みたいなサイトで全然ヒットしないのですが、結構大事じゃないですか?タンク容量と燃費の積で求めますが、車種によってかなりの差があります。東京大阪間を走ったりするのを想定するのであればカタログスペックベースで700kmくらいは欲しいところです。下のリンクは色々なスペックをランキング形式で紹介しているサイトで、航続距離も出しています。サイト内検索が出来ないところが残念ですが、カタログとにらめっこするよりは楽です。

https://rank.greeco-channel.com/cruising/

安全性能

 近年安全装備を売りにした車が多いですね。勿論そういったものも大切なのですが、それに加えて衝突安全性も見逃せません。事故にあっても助かる車を選ぶことが肝腎です。安全性に関しては国土交通省お抱えの機関が調査してくれているので、是非活用しましょう。なお、結構対応してない車種が多いのでそこはまあ……という感じですが。

www.nasva.go.jp

 

まとめ

 当然もっと考慮すべき点もありますが、今回はこの辺で終わっておきたいと思います。また追加記事を出す予定です。では。

結局年会費無料クレカは何が良いの?

 

クレカが欲しい

 最初に作ったカードは自分の使っている路線の私鉄のクレカでした。しかし、引っ越しに伴い考え直そうと思った次第です。色んな情報が飛び交ってますが、些細な違いまで事細かく書くことに意味を見出せないので2020年夏現在のおすすめを書いていきたいと思います。

基本コンセプト

 何も考えずにポイントが溜まってたまにそのポイントを臨時収入のように使うのが良いと思っています。なので

確実にポイントが稼げるカード

というのを基準に選んでいきます。比較サイトには色々細かいことが書いてありますが、大まかにどんなものなのかを基準に選ぶべきだと私は思います。最初の半年はポイントが良いとか、そんなことは些末な問題なのです。そういう細かいことを気にしたくない人向けのコーナーです。悪しからず。ところでそもそも、ポイント以外に選ぶポイントって保険くらいじゃないです…?

候補

候補は以下です

  1. 楽天カード
  2. Orico Card THE POINT

  3. JCB CARD W
  4. au PAY カード
  5. Dカード

こんなもんでしょう。JCB CARD Wは40歳未満でないと申し込めませんが、多分40歳以上になってからクレカを検討する人は稀だと思うのでまあいいでしょう。ポイント還元率がある程度高くてリボ限定じゃないカードとなればこのくらいしか候補になりません。価格.comのランキングは確かに悪くない選択肢を出してきますね。三井住友カードが上位に来るのだけ分からないんですよね。システムの安心さとかでしょうか?因みにこの並び順でおすすめです。色んな人が言ってますが、迷ったら楽天カードで良いと思います。

還元率で二つに絞る

 全てスペック表では1%を謳っています。ただし、 JCB CARD WはPONTAに交換したときのみ1%で、多くは0.8%です。基本0.8%だと思っておいた方が良いです。また、JCB CARD Wは1000円で2ポイント(4円相当)なので他が100円で1ポイント(1円相当)であることを考えるとやや溜まりにくいと言えます。但し、au PAY カードとDカードはポイント計算が買い物ごとであるのに対し、他の3つは月の使用の合計での計算です。

つまり、こうです

  1. 楽天カード       1%    100円毎   月毎
  2. Orico Card THE POINT  1%     100円毎   月毎

  3. JCB CARD W       0.8%     1000円毎      月毎
  4. au PAY カード       1%     100円毎   買い物毎
  5. Dカード        1%     100円毎   買い物毎

 この時点で下の3つが外れるのがお判りでしょうか。以下、ポイントと書くのがめんどくさくなってきたのでPでポイントを表わします。

オリコカードと楽天カード

事実上この二つの一騎打ちです。最初に申し上げた通り、この二つを比べると楽天カードに軍配が上がります。何故か。Pの交換先の豊富さと期限です。

 まず交換先。オリコカードはPが溜まりやすいとは言え交換先がそう豊富ではありません。まあ、アマギフに交換できるので困りはしないんですが。楽天カードは違います。支払いの補填に溜まった楽天Pを使えるので、悩みようがありません。正直これがついてるなら他のP交換先とか要らないです。完璧です。

 次にP期限。オリコカードは有効期限が一年間です。また、最小交換単位が200Pです。2万円分なので大したことはないのですが、そこそこ使わないと交換できません。対して、楽天カードも同様に一年なのですが、一回使うと有効期限がリセットされます。つまり、一年以内に次の買い物をすれば有効期限がなくなるのです。強い。

 そんなわけで、楽天カードが良いよ、という話。

私の実情

ところであげまきはどれを使ってるの

 そりゃそうですよね。自分が使ってないものを他人に薦めてるはずが…

 ええと、JCB CARD W plus Lが今のメインカードで、近々オリコカードに申し込む予定です。

 え?話と違くない?-違いますね。正直に言うとJCB CARD Wは「損ではなさそうだしとりあえず作ってみるか」程度の気持ちで申し込みました。申し込んだ後にPONTAでないと1%が出せないことに気付き、改めて選び直したという経緯です。なお、JCB CARD W plus Lは女性向けのサービスが充実したバージョンのJCB CARD Wなのですが、ディズニーランドの券が抽選で当たったりする特典がついていたり、女性特有の疾患に対する保険などが付けられたりします。女性向けに特化してはいるものの、JCB CARD Wに何も劣るところがなく、男性でも発行できるので色のこだわり(落ち着いた感じのピンク)がなければこちらにしても良いと思います。ただ、男性が享受できるメリットは本当に僅かなので気にしなくても問題ありません。

複数持ちについて

 そもそも、クレカはメインこそ1枚で良いと思うのですが、何枚か持っておく方が良いかなと思っています。それはカードブランドの問題です。JCB,VISA,mastercard。三種類、または後ろの二種類は揃えておいて損がないと思います。結構選択肢が限られていることもあるので、VISAとmastercardの二つは最低限必要なのではないでしょうか。私自身mastercardの使えないネットショッピングモールに出会ったことがありますし、逆にコストコはmastercardしか使えないことで有名です。JCBは昨今は廃れ気味なのでなくてもいいと思いますが、私も日本人なのでささやかな応援としてJCBも持っておきたいと考えてのことです。しかし、実際に使ってみて1000円単位でしかも還元率0.8%は(オリコや楽天と比べて)本当に何の得もないなと思い始めたのでもう暫く使ってみて評価が変わらないようであればオリコカード(JCB)に変えようと思っています。

なんで私が楽天

楽天カードをまだ発行しない理由は単純で、単に私が楽天嫌いだからです。このブログも私の後押しになりました↓。

https://fukupon.jp/a/14020323

仕様だけ見ると楽天カードが最も優れているのですが、楽天は対応があまりよくないことで有名です。母が楽天の対応で困っていたのを横で見たこともあり、あまり好きではないのです。ユーザーの質の問題もあるので仕方ないのですが、やはり敬遠してしまうところではあります。また、単に私が天邪鬼で一番人気に手を出したくないのも否めません。

そしてこれが最大の理由なのですが、「金を使わせようとするシステムが露骨」であること。楽天経済圏という名に代表される通り、楽天カードには様々な「お得な」特典があります。オリコカードやJCBカードと違って、P還元率を上げる方法もたくさんあります。最大で5%くらいだったでしょうか。とにかくお金を使って「お得に」するシステムが豊富です。これに乗りたくは無かったのです。ポイントの還元率に一喜一憂して買い物をしたくはありません。この戦略を振り切れる鋼の意思を持つ人は是非楽天カードを使ってください。

 また、オリコも楽天もオンラインショッピングで還元率が上がるのですが、楽天カード楽天市場でしか上がりません。オリコはAmazonをはじめ様々なオンラインショップで安定して上がります。多少の仕様上の損を取ってでも大局的に節約し、あくまでも買い物の副次効果としてPが溜まる、という程度にしておきたいので楽天カードは最後なのです。

 なお、Amazonに限って言えばJCB CARD Wは還元率1.6%(nanacoなら2%)をマークするのでオリコカードの1.5%を上回ります。なのでお得な可能性もありますが、1000円単位であることを考えると、実際はオリコに軍配が上がるでしょう。

 JCB CARD Wのメリットはほぼないのですが、ひとつだけあります。「搭乗する公共交通用具」の利用付帯で海外旅行保険が付いてくるということです。オリコカードはそもそも保険がありませんし、楽天カードは原則として旅行会社のツアーにしか保険はついてきません。JCB CARD Wはなぜか航空券では駄目なのですが、空港に着くまでの運賃をこのカードで払えば保険が付きます。ささやかですが結構大事だと思います。

 女性であれば更にもう一つ。PLUS Lなら子宮癌などの保険に入れるのでこれは割と良いかなと思います。

 こんな感じです。ただし、ここに書いてあるのはあくまでも私の偏見と好みが多分に含まれます。あくまで理屈で考えるのであれば、払うときにJCBしか使えないという話は聞かないので、楽天のVISAをメインにしつつオリコのmastercardを持っておくのが無難で良いと思います。なお、mastercardは海外で使う際の手数料がVISAより低いことが知られています。海外ではmastercardをメインにすると良いでしょう。

その他の基準

その他の無料カード

この他で選ぶとしたら候補に挙がるのはこの四つです。

  1. 横浜インビテーションカード
  2. エポスカード
  3. ビックカメラSuicaカード
  4. その他私鉄カード

 横浜インビテーションカードとエポスカード海外旅行保険が自動付帯なのに無料です。持っておくだけでもいいと思います(カード会社可哀想ですけどね)。ただ、通常の海外旅行保険の20%の額しか出ないので、二つだけでは半分も出ません。この辺りは財布と相談ですね。

 なお、楽天カードを年会費11000円のプレミアムカードにアップグレード、またはオリコカードを年会費2000円弱のゴールドカードにすると同様に自動付帯の保険が付きます。楽天は高いので兎も角として、オリコはネットショッピングの還元率も上がりますし、考えても良いんじゃないかと思います。

 下の二つは交通系電子マネーの利用が出来るというのが大きいです。Suica系なら詳細は省きますが諸々考えてこれが良いです。簡単に言うと年会費が実質無料で海外旅行保険が自動付帯されます。定期券付きは年会費を取られる割に大した特典の付かないものが多く、手放しでおすすめできません。

私鉄系カードは定期券対応をしている場合があるからですね。自動チャージを含め、便利なことが多いです。私鉄ユーザーなら私鉄カードはかなり便利だと元私鉄ユーザーとしておすすめします。楽天ではありませんが、鉄道会社というのは街を作る会社でもあるので、スーパーマーケットなどが鉄道会社系列だと還元率が上がったりします。また、私鉄系、JR系に限らず、交通系電子マネーのついたクレジットカードはエンボス加工がないので、財布がすっきりするというメリットもあります。

おまけ:有料クレカについて

 ここからは年会費が有料のカードも考慮した場合の話をします。

 海外出張が増えるようになったら楽天プレミアムカードも選択肢に入ります。世界中の空港のラウンジが利用できるプライオリティカードが貰えるからです。これが一万円で貰えるカードは他にありません。また、楽天海外旅行保険は通常の(カード付帯でない)海外旅行保険の30%相当以上のものが付いてきます。国内の保険も自動付帯です。流石にこの充実ぶりでは私も検討せざるを得ません。

 これに加えてオリコカードもアップグレードすれば、年間13000円でネットショッピングの多くで2%、楽天市場で5.5%の還元率、ラウンジ使い放題、海外旅行保険は専用の9割以上のものが付き、国内旅行保険もそこそこ付く、という充実ぶりです。

 また、多くの人がアマゾンカードをAmazon用に検討します。これからprimeの値段が上がっていくのなら候補に入ってくると思いますね。海外旅行保険も自動付帯ですし。ちなみに、Amazon利用の際オリコカードの「オリコモール」を経由すると「オリコカードの0.5%」と「オリコモールの1%」の合計で1.5%が実現できるわけですが、この決済はオリコカードでなくても良いというのは割と有名な話らしく、これをAmazonカードにすると3%還元が実現されます。このオリコモール、オリコカードをゴールドにしておくと更に0.5%加算されるので最大で3.5%になります。

 クレカの旅行保険とポイントに関してはこれ以上掘り下げると沼っぽいのでわたしもこの辺で撤退し、そこそこの浅瀬でパシャパシャやってるくらいにしたいと思います。

結論 

 結局どういう構成で行くのかと申しますと

  1. JCBのOrico Card THE POINT(メインカード)
  2.  mastercardの横浜インビテーションカード
  3. VISAのエポスカード

に落ち着きそうです。無料カードならJCB楽天カードに入れ替えるかどうかくらいで、基本的にこれ以上の構成はないんじゃないかと考えます。下二つはそれぞれmasterとVISAでしか取り扱いがないので必然とも言えますね。なお、横浜インビテーションカードのPは有効期限が上書きされていき、エポスカードは申請すればP期限が延長されるという謎(だが嬉しい)システムなので、サブカードとしては結構優秀だったりします。

 まだ使ってないものの評価を書くのは如何なものか、という気もしますがとりあえずこういう予定です。また進展があれば書こうと思います。文章のまとまりがいまいちですが許してください。

心拍計としてのMiband2(レビュー)

レーニングの時に心拍が測れたらいいな、と思って購入して一年。所感を書いていきたいと思います。

 

 

今更MIband2

 スマートウォッチに詳しい人は今頃Minand2について語られても、と思ってることでしょう。そう。これは最近売られていません。多分生産終了しているんでしょう。今はそれの3世代後、Miband5が最新機種です。これも4000円台でお値打ち価格。買って後悔することはないと思います。買った当時すでにMiband4が出て暫く経っていました。ただ、「心拍計として」の役割はMiband2で十分でしたし、スペック表やレビューを見る限り「心拍計としては」2も5も大差ありません。何なら電池持ちと軽量の分2の方が優れているまであります。

購入動機と選定

 さて本題です。これを買った経緯から話しましょうか。自転車趣味が高じた私はスマートトレーナーなるものを購入しました。平たく言えば自転車こぎのトレーニングマシンです。こういったトレーニングでは心拍を基準に考えることが多く、安価な心拍計はないかと探したのが始まりです。

 トレーニング中につけていられる心拍計は主に二つあり、胸ベルトタイプ(通称チチバンド)と腕時計タイプです。チチバンドは心臓に近いため値が正確ですが着脱並びに洗濯の面倒くささと本当に心拍を測ることにしか使えないこと、その割に値段が張ることなどの理由から却下しました。

 腕時計タイプも色々あるのですが防水性能と値段でMiband2にしました。ところで、今までずっと「Mibandの読み方は『ミーバンド』ではなく『マイバンド』」だと思っていたのですが今公式動画を見たら思いっきり「ミーバンド」と言っていました。穴があったら入りたいです。脱線しました。Miband以外にも安い心拍計はあったのですが、防水性能が高くてバンドがそこそこ丈夫そうだったのでこれにしました。有名メーカーのものは欲しい機能がたいしてついてないのにやたら高かったので即行選択肢から外しました。2から4で色々機能が追加されてましたが、高度計とかどうでもいいので2にしました。そんな経緯で購入したMiband2です。

所感

防水性能

 防水性能は文句ありません。お風呂につけて行っても問題ありません。ただ、画像のように電極がむき出しになっているので(一応バンドの内側に隠れはするが明らかに濡れる位置)ちょっと心配ではあります。心配なだけで問題が起きたことはないんですけどね。また、ここ以外に蓋があったりもしないので企業努力は感じます。なお、この電極、充電器にしっかり刺さないと充電できません。コード側が不良品だとめちゃ苦労します。ちなみにMiband5ではこの電極の位置が変わり、バンドを外さなくても充電できるようです。防水大丈夫か?

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心拍計としての性能

 最低限って感じです。あくまで補助的なものとして位置づけられている為、アプリに課金しないと常時発動で計測してくれません。標準だと最短で5分毎です。アプリ側で強制計測を連打しておけば計測してくれますが現実的ではありませんね。なのでトレーニング用としては力不足感が否めません。また、精度も中々に悪いです。参考程度に、という感じですがやはりあるのとないのとでは大違いですね。

 最近(19年8月ごろ)アプリに課金したのでそれについても書きます。心拍計測が1分まで選べるようになりました。強制計測では15秒ごとです。これ以上は要らないでしょう。つまり十分です。

ライフロガー(活動量計)としての性能

 スマートトレーナーがぶっ壊れて返品してからは本格的にお役御免になるかと思われたMiband2ですが、意外に役立ったのが万歩計と睡眠ログです。つけてるだけで勝手に測ってくれるので良いです。万歩計は少し多めに出ますが歩数に比例はしてる気はするのでまあ良いかなと。睡眠ログはかなり正確に出ます。ただ、これは専用アプリのMI Fit単体ではやや力不足で、Master of Mi Bandという補助アプリ(無料。ただし前述の通りフルスペックを使うには課金が必要。最初に300円払えば使える)を併用することが前提になります。Mi FitでデータリンクしてからでないとMaster of Mi Bandにデータが来ないのは何とかしてほしいですが。

 課金後の様子ですが、過去のデータをさかのぼれるようになるだけのようです。1年前の睡眠時間とかどうでもいいので、そこまでのグレードアップではありませんね。

電池持ち

これはスマートウォッチとしては群を抜いてるんじゃないでしょうか。メーカーは2週間と謳っています(確か)。私の感覚でも10日くらいです。一日二日充電しなくても大丈夫です。充電切れた経験ないですし。

バンド

樹脂なのでまあお察しですね。半年くらいでもげました。でもバンドは交換用が売っているのでそこまで大きい問題ではないかなと思います。

その他

 うちの母親が金属アレルギー持ちなのですが、手に接触する金属部品がないので重宝しています。鉄だけならいいのですがチタンまでアレルギーだとなかなか選択肢がないので是非って感じです。

時刻に秒表示を付けられないのはちょっと物足りなさを感じますね。

通知機能などについては一切求めてないので常時オフにしており、そこらへんは分かりません。

課金
  1. 心拍計測の間隔が短くできる
  2. 過去のデータが見えるようになる

此のくらいです。300円の内容としては十分じゃないでしょうか。ただし、「2時間前から3時間前の歩数を出す」とかはできず、あくまで日付単位なのでそこは注意ですね。

総論

課金前提なのと精度がそこそこなので心拍計としてはイマイチでした。ただ、これだけの機能がついて丈夫で軽い活動量計が数千円で手に入るというのはとても魅力的だと思います。そんなところです。

仕事用水筒を真面目に選ぶとこうなる

はじめまして。揚巻です。最近仕事用の水筒について色々考えて購入したのでシェアしたいと思います。

結論から言うと、A5サイズのノート型水筒を買いました。下の方にURLを貼っておきます。因みに、広告収入は貰ってるかも知れませんがこの商品を紹介するために金貰ってるわけではないのでそこは安心してください。それでは、経緯を話していきます。

1、購入動機

 今までは600mlのごつい魔法瓶を使っていたのですが、いわゆるビジネスバッグを多用するようになって、少し困ったのです。

 そう、鞄が変形するのです。私の使っている魔法瓶は直径64mm、高さ250mmほどなのですが、鞄の厚みがせいぜい70mmの為、これを入れて書類を入れて...とやると鞄が変形します。変形を防ぐため、これより小さい水筒を買う必要に迫られました。以下、私が新しい水筒を買うまでに考えた思考経路をつらつらと書いていきます。

2、仕様決定

 何かを目的をもって買おうとしたとき、私は求める条件を書きだします。私の条件は中々に厳しいようで、どんなに種類のあるものでも大抵全部は満たしてくれません。世の中にないので、仕方なく妥協をしつつ買うのですが、とりあえず並べてみました。私は水筒というものは筒状のものだと思っていたので、まずはこんな条件が出ました。

  • 1、丈夫であること(私はほぼ全ての製品に一応求めます)
  • 2、φ57以下(外寸で直径57mm以下)
  • 3、高さは230mm以下であること(鞄の高さ制限)
  • 4、容量はできれば350ml以上あること
  • 5、口金をはじめ、各部が洗いやすいこと
  • 6、魔法瓶であること(保温というよりは防滴のため)

 こんな感じです。どれもそこまで変な条件ではないと思います。ゴールありきで合理的に選ぶというのはこういうことですよ奥様。

3、選定

1は定量化できないので2番目から見て行ったんですよ。

.........容量!!少ない!!

 そう、57mm以下に限定すると容量が250mlを切ってくるんですよね。私の考えが甘かったのかと思って徐に関数電卓を取り出して計算してみました。直径55

mmで、高さ230mmの円柱の体積は幾つなのか。

5.5×5.5×π÷4×23=546.44........(ml)

因みに工学の世界では円の面積公式はπr^2ではなく(πd^2)/4です。図面には半径よりも直径を多く用いるからですね。話が逸れましたが、私の求める水筒の体積は546ml、それに対して求めている容積は350ml。容積率は64%。そんなに無茶を言っている気がしませんでしたが一応今使っている水筒で計算してみました。

6.4×6.4×π÷4×24=772.077........(ml)

この水筒が容量600mlなので、容積率は77.7%。 口金の体積はあまり変わらないことを考慮しても常識的な割合でしょう。よく見てみると、55mmを切る直径の水筒は皆45mmくらいかそれ以下なのです。

はぁぁぁぁ!?小さすぎるんだが......。私の検索の力不足かと思い、「水筒 "54"」などと入れて数値を一つずつ変え、範囲内の水筒を全部検索しましたが出てきませんでした。なに考えてんですかねぇ......。コモディディ化した市場で差をつけようと思ったらその辺しかない気がするんですが。愚痴はさておき、仕方ないので容量で妥協しようとして見るのですが300以上が中々ありません。そこでふと思ったのです。鞄にすっぽり入る直方体の水筒があればいいのに、と......。え、あるんじゃない?調べたらたくさんありました。多くは以下の条件を満たしていました。

  • 厚さ55mm以下
  • 容量350以上
  • 高さ230mm以下。

多くは高さが210mm程度でした。210と聞いてピンとくる人は相当の変態だと思います。297×210。ここまでくれば分かりますか?これはA4のサイズです。私の仕事用鞄はごく普通の、A4が収まりよく入るものだったので、丁度いい。まあ当たり前です。仕事用の鞄にすっぽり収まるように作ってあるんだから。ここでちょっと下の画像を見て欲しい。

f:id:Agemaki:20200702163305p:plain

  因みにこの商品です

https://www.amazon.co.jp/SoarUp-%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB-%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E5%9E%8B%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB-%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E8%A3%BD-%E6%8C%81%E3%81%A1%E9%81%8B%E3%81%B3%E3%81%AB%E4%BE%BF%E5%88%A9-750ml/dp/B07G4BTQXX/ref=pd_ybh_a_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=W9CHYKSGVE6PWXX9FXDZ

何が言いたいか分かりますか?赤のスペースがデッドスペースなんですよね。なんかいいのないかなーと思って調べてみたらありました。

f:id:Agemaki:20200702164650j:plain

  はいこれですよ。こういうことですよ。因みにこれです。

https://www.amazon.co.jp/SoarUp-%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB-%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E5%9E%8B%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB-%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E8%A3%BD-%E6%8C%81%E3%81%A1%E9%81%8B%E3%81%B3%E3%81%AB%E4%BE%BF%E5%88%A9-750ml/dp/B07G4BTQXX/ref=pd_ybh_a_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=W9CHYKSGVE6PWXX9FXDZ

ただ、まだ満たしていない項目が幾つかあるんです。

  • 魔法瓶であること

まあこれは仕方ありません。あきらめましょう。布にくるめば防滴はできますから。

  • 各部が洗いやすいこと

これが最大のネックでした。ノート型水筒の宿命ですね。タッパーみたいにならないかと思って探したらありました。

f:id:Agemaki:20200702170558p:plain

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB-%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB-%E8%BB%BD%E9%87%8F%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E8%A3%BD-PBKS6/dp/B07L8N1778/ref=pd_ybh_a_3?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=23B9SA1929MRJS9B2AHK

上の部分がカパッと外れて洗えるんです。まあ、デッドスペースはできましたが......。デッドスペースと洗いやすさなら洗いやすさを取るのが私のスタイルなので、こいつにしました。決め手は値段ですね。これ、567円なんです。壊れても痛くもかゆくもないんです(鞄は死ぬけど)。レビューに「落としたら留め具が折れた」って書いてあるのが怖いんですが、暫く使ってみようと思います。