あげまきブログ

面倒くさい人が面倒くさいことを言いながらものを選ぶとどうなるのかを観測するブログ

心拍計としてのMiband2(レビュー)

レーニングの時に心拍が測れたらいいな、と思って購入して一年。所感を書いていきたいと思います。

 

 

今更MIband2

 スマートウォッチに詳しい人は今頃Minand2について語られても、と思ってることでしょう。そう。これは最近売られていません。多分生産終了しているんでしょう。今はそれの3世代後、Miband5が最新機種です。これも4000円台でお値打ち価格。買って後悔することはないと思います。買った当時すでにMiband4が出て暫く経っていました。ただ、「心拍計として」の役割はMiband2で十分でしたし、スペック表やレビューを見る限り「心拍計としては」2も5も大差ありません。何なら電池持ちと軽量の分2の方が優れているまであります。

購入動機と選定

 さて本題です。これを買った経緯から話しましょうか。自転車趣味が高じた私はスマートトレーナーなるものを購入しました。平たく言えば自転車こぎのトレーニングマシンです。こういったトレーニングでは心拍を基準に考えることが多く、安価な心拍計はないかと探したのが始まりです。

 トレーニング中につけていられる心拍計は主に二つあり、胸ベルトタイプ(通称チチバンド)と腕時計タイプです。チチバンドは心臓に近いため値が正確ですが着脱並びに洗濯の面倒くささと本当に心拍を測ることにしか使えないこと、その割に値段が張ることなどの理由から却下しました。

 腕時計タイプも色々あるのですが防水性能と値段でMiband2にしました。ところで、今までずっと「Mibandの読み方は『ミーバンド』ではなく『マイバンド』」だと思っていたのですが今公式動画を見たら思いっきり「ミーバンド」と言っていました。穴があったら入りたいです。脱線しました。Miband以外にも安い心拍計はあったのですが、防水性能が高くてバンドがそこそこ丈夫そうだったのでこれにしました。有名メーカーのものは欲しい機能がたいしてついてないのにやたら高かったので即行選択肢から外しました。2から4で色々機能が追加されてましたが、高度計とかどうでもいいので2にしました。そんな経緯で購入したMiband2です。

所感

防水性能

 防水性能は文句ありません。お風呂につけて行っても問題ありません。ただ、画像のように電極がむき出しになっているので(一応バンドの内側に隠れはするが明らかに濡れる位置)ちょっと心配ではあります。心配なだけで問題が起きたことはないんですけどね。また、ここ以外に蓋があったりもしないので企業努力は感じます。なお、この電極、充電器にしっかり刺さないと充電できません。コード側が不良品だとめちゃ苦労します。ちなみにMiband5ではこの電極の位置が変わり、バンドを外さなくても充電できるようです。防水大丈夫か?

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心拍計としての性能

 最低限って感じです。あくまで補助的なものとして位置づけられている為、アプリに課金しないと常時発動で計測してくれません。標準だと最短で5分毎です。アプリ側で強制計測を連打しておけば計測してくれますが現実的ではありませんね。なのでトレーニング用としては力不足感が否めません。また、精度も中々に悪いです。参考程度に、という感じですがやはりあるのとないのとでは大違いですね。

 最近(19年8月ごろ)アプリに課金したのでそれについても書きます。心拍計測が1分まで選べるようになりました。強制計測では15秒ごとです。これ以上は要らないでしょう。つまり十分です。

ライフロガー(活動量計)としての性能

 スマートトレーナーがぶっ壊れて返品してからは本格的にお役御免になるかと思われたMiband2ですが、意外に役立ったのが万歩計と睡眠ログです。つけてるだけで勝手に測ってくれるので良いです。万歩計は少し多めに出ますが歩数に比例はしてる気はするのでまあ良いかなと。睡眠ログはかなり正確に出ます。ただ、これは専用アプリのMI Fit単体ではやや力不足で、Master of Mi Bandという補助アプリ(無料。ただし前述の通りフルスペックを使うには課金が必要。最初に300円払えば使える)を併用することが前提になります。Mi FitでデータリンクしてからでないとMaster of Mi Bandにデータが来ないのは何とかしてほしいですが。

 課金後の様子ですが、過去のデータをさかのぼれるようになるだけのようです。1年前の睡眠時間とかどうでもいいので、そこまでのグレードアップではありませんね。

電池持ち

これはスマートウォッチとしては群を抜いてるんじゃないでしょうか。メーカーは2週間と謳っています(確か)。私の感覚でも10日くらいです。一日二日充電しなくても大丈夫です。充電切れた経験ないですし。

バンド

樹脂なのでまあお察しですね。半年くらいでもげました。でもバンドは交換用が売っているのでそこまで大きい問題ではないかなと思います。

その他

 うちの母親が金属アレルギー持ちなのですが、手に接触する金属部品がないので重宝しています。鉄だけならいいのですがチタンまでアレルギーだとなかなか選択肢がないので是非って感じです。

時刻に秒表示を付けられないのはちょっと物足りなさを感じますね。

通知機能などについては一切求めてないので常時オフにしており、そこらへんは分かりません。

課金
  1. 心拍計測の間隔が短くできる
  2. 過去のデータが見えるようになる

此のくらいです。300円の内容としては十分じゃないでしょうか。ただし、「2時間前から3時間前の歩数を出す」とかはできず、あくまで日付単位なのでそこは注意ですね。

総論

課金前提なのと精度がそこそこなので心拍計としてはイマイチでした。ただ、これだけの機能がついて丈夫で軽い活動量計が数千円で手に入るというのはとても魅力的だと思います。そんなところです。